嵐山灯篭流し

由来

嵐山灯篭流しは、昭和24年、戦没者の霊を慰めるため灯篭による供養を始めたことに由来します。

お盆には、私達のご先祖であるお精霊さま(おしょらいさま)をお迎えして供養のまことをつくし、お盆が終わったら極楽浄土へお送り致します。京都では、お送りの行事として五山の送り火がありますが、この灯篭流しもお送りの行事の一つです。つまりお精霊さまにこの灯篭に乗っていただき浄土へお送りするのです。年に一度、灯篭流しのご供養に皆様の参加をおすすめ致します。

また、当日会場付近から、遠くに大文字や近くに鳥居形の送り火を見ることができ、灯篭流しと併せ幽玄の世界にひたることができます。